10年ぶりの学習指導要領が改定されました。それに向けて2021年から教科書内容が変更となります。国語新しい教科書の特徴は以下のとおりです。
情報の扱い方の題材が新設
2021年から主な中学校の国語の教科書が表紙も以下のように新たにモデルジェンジします。
★新しい国語(東京書籍)
★現代の国語(三省堂)
★伝え合う言葉 中学国語(教育出版)
★国語(光村)
新学習指導要領で「情報の扱い方」が設けられたのを受けて、新教科書でもいずれの教科書でも「情報の扱い方」の題材を新設しています。具体的には、従来は挿絵程度の扱いだった文章内の図版やグラフについて、より着目させる・批評させるといったものになります。集団指導・個別指導・プログラミング講座を行っている学習塾のまなびスクールでは、主に野洲市・守山市の生徒が多いため、光村の教科書が例年採用されている場合が多いです。教科書にQRコードがついており、作者へのインタビュー動画や古典だとプロ声優による音読といったコンテンツもたしめるようになっていて、目で活字を追うだけでない工夫も随所にみられます。
定番題材は多くが継続
新教科書でも下記の定番の題材は継続して掲載されています。
★ヘルマン・ヘッセ「少年の日の思い出」
★太宰治「走れメロス」
★魯迅「故郷」
★向田邦子「字のない葉書」
★夏目漱石「坊っちゃん」
★島崎藤村「初恋」
これらのタイトルをみて懐かしい気持ちになった人もおられるのでないでしょうか。素晴らしい作品は時代を超えて愛されます。国語の定期テスト対策の授業を行うたびに我々もよく夏傘師を感じ、読んだ感想を生徒たちに聞いて、「同じこと思うんだなー」としみじみ感じる……というのが塾の国語の先生有る有るではないでしょうか。