10年ぶりの学習指導要領が改定されました。それに向けて2021年から教科書内容が変更となります。英語の変更点は大きく分けて3つあります。
1.収録される単語数は現行教科書のおよそ2倍になる
2021年から主な中学校の教科書が表紙も以下のように新たにモデルジェンジします。
★NEW HORIZON(東京書籍)
★SUNSHINE(開隆堂)
★NEW CROWN(三省堂)
★ONE WORLD(教育出版)
★Here We Go(光村)
★BLUE SKY(啓林館)
いずれの教科書も小学校で習った語(約600語)を含めて2500語以上の英単語が収録されています。以前は1300語前後だったので、約2倍の収録となります。集団指導・個別指導・プログラミング講座を行っている学習塾のまなびスクールでは、主に野洲市・守山市の生徒が多いため、NEW HORIZON や SUNSHINE が例年採用されております。いずれであっても単語の学習の重要性は変わらないこととなります。
2.高校内容の単元が中学へ移行
★仮定法
例 I wish I were a bierd.
(私が鳥だったらなあ)
★現在完了進行形
例 I have been reading the book since this morning.
(今朝からずっとその本を読んでいる。⇒現在も本を読んでいる。)
★原形不定詞
例 My mother made me clean my room.
(母は、私に部屋を掃除させました。)
★感嘆文
例 What an amazing private-tutoring school this is! Manabi-school lol!! 🙂
(なんて素晴らしい個別指導でしょう。まなびスクール)
といった高校内容の文法を新教科書では中学から習うこととなります。大学受験でも上記の単元で苦戦する高校生は多いので、中学生も苦戦をする単元となるでしょう。
3.小学校英語を踏まえての文法の履修順の変更
★助動詞canは従来は中1の中盤~後半で学習する場合が多いのですが、小学校でcanに触れているのも有り、新教科書ではbe動詞・一般動詞を習うタイミングでそのまま助動詞canも習います。
★中3で習う現在完了は従来は継続→経験→完了の順番で学習する機会が多いのですが、新教科書では前述した現在完了進行形と合わせて習うこととなり、継続用法を最後に学習することとなります。