大学受験生にとって定番の参考書「赤本」は、実は1955年に創刊され、京都市に本社を置く「世界思想社教学社」によって発行されている。正式名称は「大学入試シリーズ」だが、表紙の赤色にちなんで「赤本」と呼ばれ、2024年には70周年を機に正式名称も「赤本シリーズ」となった。過去には共通一次試験の導入などで存続が危ぶまれたが、大学ごとの二次試験の継続により需要が維持された。表紙デザインは20年ぶりに変更され、威圧感を減らし親しみやすさを意識したが、売上には大きな変化はなかった。売上を左右するのは表紙よりも大学進学率や競争の激しさであり、推薦入試の増加などが影響している。赤本の制作は分業制で、編集部30名ほどが役割を分担し、毎年5~6月に新刊が書店に並ぶ。創刊初期の赤本は現在行方不明で、古い紙が再利用されたことが背景にあるとされている。
赤本のように、長く受験生に支持されてきた教材には、「正しい学びの型」があります。しかし、その型を正しく活かすには、独学だけでは限界があります。なぜなら、過去問の意味を深く理解し、出題意図を読み解くには「問い方」「考え方」「つながり方」を体系的に指導できる環境が必要だからです。
私たち「個別徹底指導まなびスクール」では、赤本を含め、あらゆる受験教材を「ただ解かせる」のではなく、「どう使うか」を徹底指導しています。加えて、①授業内容のメール配信、②オンライン対応、③集中しやすい静かな学習環境という3つの高品質サポート体制で、生徒一人ひとりの学力を引き上げます。
赤本は道具。学力を伸ばすのは「使い手」です。この夏、自分の力を最大限に引き出したい方は、ぜひまなびスクールで本格的な受験準備をスタートしましょう。体験授業受付中です。今の一歩が、未来の合格につながります!