「おいで野洲ハイキング」・学習オススメイベント

まなびスクールの生徒・保護者の方々から、春に開催される「おいで野洲ハイキング」について教えていただきました。歴史や自然にふれながら歩くことができるこのイベントは、中学生にもぜひ知っておいてほしい素晴らしい内容でしたので、ご紹介します。

「令和7年 春のおいで野洲ハイキング」は、野洲市ボランティアガイド協会が主催するイベントで、2025年3月14日(金)、3月24日(月)、4月20日(日)、5月5日(月)の4日間にわたり、それぞれ異なるコースで実施されます。たとえば、3月14日は徳川家康も宿泊したとされる永原御殿跡を巡るコース、4月20日は国宝・大笹原神社とシャクナゲ鑑賞、5月5日は兵主祭りの見学と史跡めぐりが予定されています。集合場所や詳細については公式ページをご確認ください。

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こうしたハイキングイベントは、単なるレクリエーションにとどまらず、歴史を肌で感じられる学びの機会になります。永原御殿のような史跡は歴史的場所であり、実際にその場を歩くことで時代背景がより具体的にイメージできるようになります。また、神社や自然の景観にふれることは、文化や地理への理解にもつながります。春の自然の中を歩くという体験は、五感を使った学びにもなり、記憶にも強く残るはずです。

中学生にとっては、部活動や勉強で忙しい毎日ですが、こうしたイベントを知っておくことで、自分の地域を見直すきっかけになります。将来の進路選択において、「地元の魅力を伝える仕事をしたい」「歴史を研究したい」という思いにつながることもあるでしょう。

ちなみに、歴史の勉強でよく登場する「徳川家康」は、関ヶ原の戦いや江戸幕府の設立といった重要事項とともに、文化や外交政策にも多く関わっています。永原御殿はその足跡のひとつです。受験では、こうした人物がどのような政策を行ったか、なぜそれが重要だったのかといった観点で問われることが多いです。「家康がなぜこの地に宿泊したのか」といった問いを考えること自体が、受験的思考力のトレーニングにもなります。

春の野洲を歩く「おいで野洲ハイキング」。歴史と自然にふれ、体も頭も元気になる体験を、ぜひ皆さんにも知ってほしいと思います。